しんだはず
天気がよくて気持ちの良い日だったので、包丁買いに行って、帰って左胸刺した。
三回、ぷす、ぷす、ぷすって音がしてなんかまわりの音がぼわんぼわんして、
死ぬんだっておもったんだけどだめだった。
彼に電話して失敗したって言ったら来てくれて、あたふたしてたから常習者のわたしは慣れてるから
彼を殺人犯にしない為に包丁のレシートと遺書近くに置いておいたから119番に連絡してもらった
整形外科に電話しようとしてたから、なんで?って冷静に見てた自分がいた。
警察と救急隊がたくさんきた
みんなやさしかった
『今日は天気が良かったからです』
って言ったら、うん、そうなんだねって言ってくれた。
わたしは次第にすごい泣いて天気がよくて死ねるんだってわかったんですって繰り返してた。
警察が救急搬送で病院を探してくれてたみたいだけどたらい回しみたいだったらしい。
運良く?近くの病院に縫合してもらった
刺すのを頑張らなかったのは疲れてしまったし、手が震えて深くもっと刺せなかった。助かったら金曜日担当の先生が助けてくれる、そんな感じだった。
明日、傷の検査の為病院。
何日か後に抜糸。
なんて簡単な世界。
何事も無かった様な日常。
笑ってる、お笑い見ながら笑ってる自分。
すぐ死に近づいてしまう精神。
感情がコントロールできない。
あの時、包丁買いに行く時、すごく気持ちが落ち着いてて、心が穏やかだった。
すごく。
死に、近づくとこんなにも楽なんだな、
治らないね